多言語チームにおすすめのAI notetaker 5選を比較【2026年版】
公開日: 2026/10/05
目次
グローバル営業チームを率いているとしましょう。予定表は顧客デモ、社内の定例、パートナーとの打ち合わせでぎっしり。1日が終わるころには、5つの国、3つのタイムゾーンの相手と話しています。会話についていくだけでも大変なのに、全員が違う言語を話すとなると、正確にメモを残すのはほとんど不可能に思えます。そんなときに頼りになるのが、AI notetaker(AIノートテイカー)です。
たとえば、参加者の言語が英語、日本語、ベトナム語だったとします。会議が終われば、全員が同じ文字起こしを手にします。けれど、全員が同じ理解を持ち帰れるとは限りません。
AI notetakerは、いまやグローバルなチームに欠かせないツールになりました。ただし落とし穴があります。多言語に対応していることと、メンバー同士が理解し合えることは別の話です。
この記事では、言語対応、ライブ翻訳、AI要約、セキュリティ、ワークフロー連携の5つの観点で、多言語チームにおすすめのAI notetaker 5つを比較しました。自社に合う1つを選ぶ参考にしてください。

この記事のポイント
- 最近のAI notetakerは、会議の文字起こし、要約の作成、話者の識別、アクションアイテムの抽出を自動で行い、会議メモを一か所にまとめてくれます。
- 多くのAI notetakerは多言語の文字起こしに対応していますが、会話をリアルタイムで翻訳できるものはごく一部です。
- 最適なAI notetakerは、文字起こしの精度だけでなく、チームの仕事の進め方、必要な言語、連携先、セキュリティ要件によって変わります。
- AI機能、リアルタイム翻訳、料金、セキュリティ、共同作業のしやすさを基準に、多言語チーム向けのAI notetaker 5つを比較しました。
1. Tengos:多言語チームのAI会議要約におすすめ
会議メモを読み返すだけで時間が過ぎてしまう。そんなチームには、Tengosが有力な選択肢です。文字起こしにとどまらず、構造化されたAI会議要約を自動で作成し、会議中はLive Highlightsで重要な場面を記録します。重要な決定事項やアクションアイテムも抽出するので、文字起こし全文を読まなくても、何が起きたかをすぐに把握できます。
Tengosは60以上の言語でのリアルタイム文字起こしと翻訳に対応しており、グローバルなチームにも向いています。Transcript Termsを使えば、ブランド名や専門用語の認識精度を高められます。エンタープライズ水準のセキュリティと柔軟な要約テンプレートがあるので、社内会議にも顧客との商談にも使えます。
メリット
- 複数の要約テンプレートでAI会議要約を作成できる
- Live Highlightsで、会議中の重要な場面をリアルタイムに記録できる
- Auto Highlightsが、重要な出来事を自動で見つける
- 要約に重要な決定事項とアクションアイテムが含まれる
- 60以上の言語でリアルタイム文字起こしと翻訳ができる
- Transcript Termsで、ブランド名や専門用語の認識精度が上がる
- 音声・動画ファイルのアップロードに対応
- 文字起こしを複数の形式で出力できる
デメリット
- 連携できるサービスの数は、老舗の競合より少なめ
- 一部の高度な機能は上位プランが必要
料金:無料プランあり。有料プランは月額¥500から(Liteプラン、月払い)。詳しくはTengosの料金ページで確認できます。
2. Localingo:リアルタイム翻訳におすすめ
ライブ翻訳を最優先にするなら、Localingoは有力な選択肢です。Zoom、Microsoft Teams、Google Meetなどと組み合わせてリアルタイム翻訳を提供するので、普段のワークフローを変えずに多言語の会話を進められます。公式サイトによると、Localingoはブラウザ上で動作し、ボットが会議に参加することはありません。
総合的なAI notetakerとは違い、Localingoの力点はライブ翻訳です。AI会議要約や、会議後の共同作業の機能は多くありません。
メリット
- 多数の言語でリアルタイム翻訳ができる
- 既存のビデオ会議ツールと簡単に組み合わせられる
- 言語を手動で切り替えなくても、多言語の会話ができる
デメリット
- AI会議要約の機能は限定的
- 料金ページに、公開されているセキュリティ認証の記載がない
料金:無料プランあり(翻訳は月20分まで)。有料プランは$16/月から。
3. Notta:多言語の文字起こし精度におすすめ
多言語の文字起こしを高い精度で作りたいなら、Nottaは有力な選択肢です。58言語の文字起こしに対応し、とくにアジア言語に強いため、国際的に事業を展開する企業に選ばれています。
文字起こしに強い一方で、多言語でのライブな共同作業には比重を置いておらず、ライブ翻訳は有料オプションです。
メリット
- 58言語で精度の高い文字起こしができる
- 日本語、中国語、韓国語に強い
- AI会議要約とアクションアイテムに対応
- 音声・動画の文字起こしに対応
デメリット
- ライブ翻訳は有料オプション
- 共同作業の機能は、一部の競合より少ない
料金:無料プランあり。有料プランは$8.17/月から(年払い)。
4. Fireflies.ai:CRM連携におすすめ
営業やカスタマー対応のチームで、CRMを軸に業務を回しているなら、Fireflies.aiは相性の良い選択肢です。AI会議要約に加えて、会議から得た情報を主要なCRMツールに自動で同期できるので、手作業の事務処理を減らせます。
100以上の言語の文字起こしに対応していますが、力点はライブ翻訳ではなく文字起こしにあります。
メリット
- AI会議要約とアクションアイテムに対応
- CRMとの連携が充実している
- 検索できる会議ライブラリがある
- 100以上の言語で文字起こしができる
デメリット
- リアルタイム翻訳はない
- 高度なワークフロー機能は有料プランが必要
料金:無料プランあり。有料プランは$10/ユーザー/月から(年払い)。
5. Otter.ai:ライブ共同ノートにおすすめ
Otter.aiは、リアルタイムで共同作業するチームに、いまも人気の高いAI notetakerの一つです。ライブの文字起こしを見ながら、参加者が議論にハイライトを付けたり、コメントを残したり、会議の進行中にメモを一緒に確認したりできます。
引き換えになるのが言語対応です。この比較の中では他のツールよりかなり限られています(英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、日本語、簡体字中国語の6言語)。
メリット
- ライブで共同作業できる会議メモ
- AI会議要約とアクションアイテムに対応
- ハイライトとコメントを共有できる
- Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsと簡単に連携できる
デメリット
- 対応言語が限られる
料金:無料プランあり。有料プランは$8.33/ユーザー/月から(年払い)。
AI notetaker比較表:多言語チーム向け5サービス
| Tengos | Notta | Fireflies.ai | Otter.ai | Localingo | |
|---|---|---|---|---|---|
| AI会議要約 | あり | あり | あり | あり | 基本のみ |
| 要約テンプレート | あり | なし | なし | なし | なし |
| Live Highlights | あり | なし | なし | なし | なし |
| Auto Highlights | あり | なし | なし | なし | なし |
| 重要な決定事項 | あり | 限定的 | 限定的 | 限定的 | なし |
| アクションアイテム | あり | あり | あり | あり | なし |
| 話者識別 | あり | あり | あり | あり | あり |
| カスタム用語 | あり | なし | なし | なし | なし |
| リアルタイム翻訳 | あり | 有料オプション | なし | なし | あり |
| 音声・動画のアップロード | あり | あり | あり | あり | なし |
| エンタープライズ向けセキュリティ | ISO 27001、SOC 2 ready、GDPR ready | SOC 2、ISO 27001、GDPR、CCPA、HIPAA | SOC 2、GDPR | SOC 2 | 公開されている認証なし |
| 無料プラン | あり | あり | あり | あり | あり |
| 開始価格 | 月額¥500から | $8.17/月 | $10/ユーザー/月 | $8.33/ユーザー/月 | $16/月 |

どのAI notetakerを選ぶべき?
- Tengos:AI会議要約、カスタマイズできるテンプレート、Live Highlights、アクションアイテム、リアルタイム翻訳を1つにまとめたい方に。
- Notta:何より、とくにアジア言語の多言語文字起こしを高い精度で行いたい方に。
- Fireflies.ai:多言語での共同作業よりも、CRMとの深い連携を重視する方に。
- Otter.ai:主に英語で仕事をし、ライブで共同編集できる文字起こしを重視するチームに。
- Localingo:必要なのがリアルタイム翻訳だけの方に。

よくある質問
AI notetakerとは何ですか?
AI notetakerは、会議を自動で記録し、要約の作成、話者の識別、重要な決定事項とアクションアイテムの抽出まで行うツールです。メモを取る時間を減らし、会議後のフォローに時間を使えます。
AI notetakerとAI文字起こしツールの違いは何ですか?
AI文字起こしツールの役割は、音声をテキストに変えることです。AI notetakerはそこからさらに進み、会議の要約を作り、重要な決定事項を強調し、アクションアイテムを自動で整理します。文字起こしツールを幅広く比べたい場合は、会議の文字起こしツール7選の比較記事もご覧ください。
AI notetakerは会議をリアルタイムで翻訳できますか?
リアルタイム翻訳に対応しているAI notetakerは一部だけです。多くのツールは多言語の文字起こしには対応していますが、会議中に参加者同士がその場で理解し合えるようにできるのは、ごくわずかです。
多言語チームにはどのAI notetakerが合いますか?
複数の言語で仕事をするチームは、AI会議要約、リアルタイム翻訳、言語の自動検出、カスタマイズできる会議テンプレートを備えたツールを選びましょう。Tengosは、これらを1つのプラットフォームにまとめています。
ビジネスの会議でAI notetakerを使っても安全ですか?
エンタープライズ向けのAI notetakerの多くは、SOC 2、ISO 27001、GDPRへの対応、暗号化、ロールベースのアクセス制御といったセキュリティ機能を備え、機密性の高い会議データを守っています。
AI notetakerを選ぶときは何を見ればいいですか?
精度の高い会議要約、アクションアイテム、話者識別、ワークフロー連携、セキュリティ、多言語対応を確認しましょう。グローバルに仕事をするチームなら、リアルタイム翻訳も大切な条件です。
顧客との通話でも、社内会議でも、グローバルな共同作業でも、合ったAI notetakerを選べば、毎週かなりの時間を節約できます。AIによる会議要約と多言語のリアルタイム対応を探しているなら、Tengosは試す価値があります。
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Tengosにはモバイルアプリもあるので、パソコンの前にいなくても使えます。App Store(iOS)またはGoogle Play(Android)からダウンロードできます。